30代アラフォー独身女の経験から、人の手柄を横取りする上司や同僚への効果的な対策を整理してみた。

内面磨き

こんにちは、アトリエです。
前回、『人の手柄を横取りする同期』のことを記事をまとめたところ、意外とアクセス数が多く、私と似たような職場環境にいる人が多いのかなと驚きました。
今回は前回の続きとして、人の手柄を横取りする奴について、少し深掘りしてみました。
今職場で悩んでいる人の参考になれば幸いです。

目次

1.人の手柄を横取りする奴ってどんな思考回路なのか?
  ・基本的には承認欲求が強い!

2.人の手柄を横取りする奴への対策は?
  ・関わらない、距離を置く
  ・メールやスクショなどで証拠を残す
  ・自分のスキルを伸ばし、ソイツが理解できないレベルにまで到達する
  ・気にしない、気持ちを切り替える

人の手柄を横取りする奴ってどんな思考回路なのか?

そもそも、なぜ人の手柄を横取りする奴っているんでしょうか。
それは、承認欲求が強いからだと思います。
誰かに褒められたことが快感だったりすると、もっと褒められたい!と癖になってしまい、人の手柄を横取りしてまで褒められたい!という心境になってしまうんだと思います。

さらに厄介なのが、本人が無意識にやっている場合も多いです。
自分の都合の良いように記憶を書き換えて、自分の実力で勝ち取った手柄だと脳内変換している奴もいます。

人の手柄を横取りする奴への対策は?

ここからは、実際に被害に遭ったことがある私の経験から効果的な対策をご紹介します。

関わらない、距離を置く

 可能であれば、関わらないことが一番の解決策です。
 ソイツと関わる仕事を上司から持ちかけられた場合、「他の業務負荷があって自分には無理です」と仕事を断る方向にしましょう。理解ある上司であれば、本音を打ち明けてもいいかもしれないです。
 また、手柄を横取りする奴が近い存在(例えば同じチーム内の同僚)であれば、雑談をしたり頼みごとをしないなど、こちらから相手との心理的距離を近づけるような行為をしないことも大事です。
 一方的に仲が良いと勘違いされて、人の心のスキを狙って利用してくるだけです。

メールやスクショなどで証拠を残す

 先ほどお伝えしましたが、人の手柄を横取りする奴は、認知の歪みが酷い傾向にあります。
 頭の中では自分の都合の良い記憶に書き換えるため、言った・言わないの話になってしまった場合、水掛け論となってしまいます。
 例えば、自分が押し付けた仕事でも、こちらが進んで手助けを名乗り出たことになっていたり。
 また、「試してはみるけど成功するとは限らないですよ、それでもいいですか?」といった前提条件の元で仕事を進めたとしても、『あなたができるっていったからやってもらったんじゃないですか!』なんてこちらの責任にされるくらい、重要な前提条件がすっぽり抜け落ちていたり、いつの間にか前提条件が置き換わっていたりします。

 こういった認識違いが起きたときのために、メールやスクショなどで証拠を残しながら仕事を進めることをお勧めします。
 何かで揉めた時には、「あなたはこうおっしゃいましたよね?」と言わんばかりにメールやスクショなどの証拠を提示しましょう。
 Cc.に関係者を入れておいて、味方を付けておくのも有効な手になります。
 相手がまともな上司であれば、指導が入る期待もできます。

自分のスキルを伸ばし、ソイツが理解できないレベルにまで到達する

 これは自分にスキルがある場合使える手段で、正攻法で相手を自分の領域に関わらせないようにする方法です。
 こちらの経験が浅い場合はスキルを身に着けるまでの準備期間が必要かもしれないですが、邪魔者が口を挟めないような仕事の進め方ができるので、ストレスは最小限に抑えることができます。

 例えばあなたが専門職の場合、お客様や協力メーカーと専門分野の話に持っていってしまい、ソイツらに首を突っ込めない状況にします。
 手柄を横取りする奴らは報告が大好きな性質を持っています。
 なので打合せの議事録を作成したがりますが、議事録を書けないくらい高度な話題に持ち込めばいいんです。
 納期や予算くらいだったらメモできるかもしれないですが、技術的な内容が理解できないのでソイツが対応しきれない状態にするんです。
 そこで、「あとは私に任せてください」と宣言してしまえば、あなたの手柄は取られることはなく、変な仲介も入らず業務に集中することができるでしょう。

 専門職のような特別なスキルがなくてもいいと思います。
 例えば、誰もが必要とされるプレゼン能力を伸ばす意識をすることでもいいんです。
 プレゼンに使う資料作りがキレイで見やすく整理されていたり、プレゼンのストーリー構成がドラマチックで興味をそそるような内容であれば、それもあなたの強みになり、貴女を守るスキルに繋がります。

 例えば、あなたがせっかく渾身を込めたプレゼンを上司に奪われて、上司が発表することになったとしましょう。そんな場面でもこの技は使えます。

 実はプレゼンって作った人のクセが出やすいです。
 プレゼン資料の色遣いやフォント、絵やグラフの配置などもその人の好みが現れます。
 プレゼンのストーリー構成も、どこに一番重きを置いて話すかなど、なんとなくわかるものです。
 もし同僚が作ったプレゼン内容を、何らかの方法で奪い取った奴がいても、『あのプレゼン作ったの、●●さんだよな』と、見る人によってはわかります。

 上層部の人までは気付かないかもしれませんが、周りの人はあなたのプレゼンだと見抜いてくれます。

気にしない、気持ちを切り替える

 良いことも悪いことも、誰かが見ていてくれています。
 大人な対応をしていると、尚更味方が増えます(これは私自身が実体験済です笑)
 確かに、せっかく自分の手柄を横取りするような卑怯なことをするなんて、腹が立ちます。だからといって、その不満を全面に押し出して、周りにソイツの悪口を触れて回ったりするなんてことはしないでください。
 たとえそれが事実であったとしても、悪口を言っているあなたにも着目されてしまい、職場の雰囲気を悪くしている奴、と別の評価をされてしまう可能性もあります。
自分の品位を守ってください。あなたがわざわざソイツと同じ土俵に立って、品位を下げることはしなくていいんです。

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この記事を書いた人

東京生まれ東京育ちのアラフォー独身女。
メーカー勤務10数年の、いつまでも中堅気分のベテラン社員。
気持ち的に節目となる40歳が近づいてきて焦燥感に駆られ、「今日が一番若い自分、今からでも人生に抗ってやる!」と思い立ち、ブログを始める。

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