30代アラフォー独身女、自分の仕事を押し付けて人の手柄を横取りしていたゴマスリ同期の末路を知って感じたこと。

内面磨き

こんにちは、アトリエです。
今回は、私の同期の近況を知って驚き、因果応報ってあるんだなーと感じたことをお伝えします。
私が入社して6~7年の間、私が今いる部署に異動するまで、同じ部署に所属していた同期です。
当時の上司からは、この同期と何かと比較されて苦しかったので、今その苦しみを抱えている人を励ますための記事にしたいと思いました。

何かとつけて同期と比較されて辛い人、いくら頑張っているのに報われない人がいれば、その心が少し軽くなると嬉しいです。

目次

1.入社して配属ガチャに大当たりした同期
2.上司の推しメンとして、神輿に乗せられる同期
3.仕事をやらなくなる同期
4.3回目の産休明けの同期に待っていた現実

入社して配属ガチャに大当たりした同期

私の会社では、4月1日の入社日から配属先を言い渡されるのですが、彼女は配属ガチャに大当たりしました。
配属先は、『仕事改善』部署という、フワッとした印象通り何が目的かはっきりしない、いわば偉い人の天下り先として設立された部署です。
技術職なのに実務をやらなくていい、会議設定して進捗を確認するだけの部署でした。
今思うと、これは大当たりなのか?とは思いますが・・・。
毎日油まみれになりながら機械設備を分解し、設計図をゴリゴリに描き、出来上がった品物の不良をいろんな角度から改善をする、というような泥臭い部署に配属された私にとって、当時の彼女は何でも恵まれている貴族のように見えました。

上司の推しメンとして、神輿に乗せられる同期

彼女は上司の推しメンとして、腰ぎんちゃくとして一緒に行動するようになります。
月一でシンガポール出張や中国出張をして、毎晩現地の観光地で豪遊し、どこどこ事業部の偉い人に会って飲み会をした、的な自慢話をしていることを聞きました。
そして彼女の上司が、当時私の直属の上司に「彼女は凄く優秀なんだよ!」とアピールしていたことで、私は直属の上司から「アトリエさんもフットワーク軽くして出張行かなきゃ~、彼女を見習いなさい!」と言われる日々・・・。
私は、自分がやるべき仕事を他人に押し付けて、工場見学や夜の観光、接待、飲み会ばかりしている彼女が評価されているのかわかりませんでした。今でもわかりません。
彼女の職種が営業で、飲みにケーション(もはや死語)を築いていくことが仕事ならそれでいいと思いますが、その仕事っぷりで技術者と名乗ってんじゃねーよ!この嘘つき野郎!と思っていました。

仕事をやらなくなる同期

そしてそんなチヤホヤが続く中、次第に彼女の態度はどんどん横柄になっていきました。
『これだけ偉い人たちと一緒に仕事をしているんだから、私も同じ立場くらい偉いんだ』、と勘違いしていたのかもしれません。
例えば・・・メールでは上から目線で指示を出してくる。
これってあなたの仕事じゃないの?というような調べ物や課題も、人に押し付ける。
プロジェクトの進捗定例会だけは張り切って設定する。
その定例会では、『さぁ、私に理解できるようにわかりやすくイチから説明しなさい』と言わんとばかりの態度で、事前に配布された資料には目を通さず。
おまけに知識や理解力が足りないので、担当者に毎回同じ説明ばかりさせる。技術者ならツーカーで通じる話をかみ砕かせて解説を入れさせる。
プロジェクトが進むにつれて課題が出てきたときは、どうしたら解決できるのかを一緒に考えるわけはなく、『このプロジェクトが遅延したらどうすんのよ!』と実務メンバーをあおり立てるだけ。フォローはなし。
そしてどうにかこうにか完了したプロジェクトの成果は、『私がリーダーとしてまとめあげたので成功したんです!』、と上司に報告。

少なくとも私の周りの技術職の同僚たちからは、『彼女の手足として働かされるだけだと、ストレスが半端ないから一緒に仕事をしたくない』という話が挙がっていました。
また、出張先の駐在員からも、『何度も同じコースの見学をお願いされて時間とられるし、こっちは毎日生産に追われて忙しいから相手にしてられない、もう来ないで欲しい』というつぶやきも聞いたことがあります。

3回目の産休明けの同期に待っていた現実

そんな彼女に転機が訪れます。それは彼女の3回目の産休・育休取得中でした。
彼女を推していた上司が、他の事業部に異動しました。
上司も上司で、あれだけ可愛がっていた彼女なんだから一緒に連れていけばいいのに、あっさりと一人だけ天下りしたんですよね。
そして彼女を守る管理職は誰もいなくなりました。

産休明けの彼女を必要とする部署はもうありません。
産休前の彼女の仕事っぷりから、誰も一緒に仕事をしたいと思わないので、復帰後の彼女の引き取り手はありませんでした。
彼女も勤続年数自体は結構な年数重ねていますが、コツコツ技術者として働いていた後輩がどんどん追い越していました。
そんな状況で彼女自身も気まずくなって耐えきれなくなったのではないでしょうか。
風の噂で、彼女が違う部署に異動したという話を聞きました。

まとめ・同期の栄達落魄を間近で見て

彼女は今、会社の窓際族が集まるような部署にいます(言い方が悪くてすみません)。
うちの会社は昇進試験制度のため、ヒマな部署で昇進試験の勉強をしていれば、もしかすると役職は上がるかもしれないです。
役職が上がれば基本給も高くなります。自分の言うことを聞く部下も増えます。犯罪にならない程度に抑えれば、会社の経費で出張という旅行に行きたい放題です。
そういう人生を歩めるかもしれないです。

それでも、私はそんな働き方は嫌だなと思います。
技術者として自分がやりたい仕事で成果を出して、私の仕事で喜んでくれる人がいることを知って、自分がそんな仕事をやらせてもらっていることに幸せを感じる。

今の時代、コツコツ働いてたら負け組と言われる世の中です。
もっと楽してもっと簡単に沢山のお金を稼ぐ方法がある、と言われています。
それでも、今の私の生き方でも悪くないかな、と思うのです。

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この記事を書いた人

東京生まれ東京育ちのアラフォー独身女。
メーカー勤務10数年の、いつまでも中堅気分のベテラン社員。
気持ち的に節目となる40歳が近づいてきて焦燥感に駆られ、「今日が一番若い自分、今からでも人生に抗ってやる!」と思い立ち、ブログを始める。

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