こんなときどうする!?歯列矯正で起きるトラブルの原因と対処法(ワイヤー・ブラケット・口内炎)

外見磨き・歯列矯正

こんにちは、アトリエです。

今日は矯正装置のトラブルについて、起きやすい原因と対処法をまとめました。
まとめようと思ったきっかけは、 私自身にトラブルが起こってしまったからです。
矯正装置を取付けたばかりの一週間目だったこともあり、とても慌てました。
今後、他のトラブルが発生したときに正しい対応をとれるためにも、いくつかのケースを先生に相談してきたので一緒にまとめます。
 ※あくまでも私のお世話になっている先生の対処方法なので、ご自身の担当の先生に確認してみてくださいね!

このまとめ記事が参考になれば嬉しいです。

■歯列矯正中のよくあるトラブルの原因と対策:

トラブル1:ワイヤーが外れたとき
 ・ワイヤーが外れる原因
 ・ワイヤーが外れたときの対処法
トラブル2:ブラケットが外れたとき
 ・ブラケットが外れる原因
 ・ブラケットが外れときの対処法
トラブル3:口内炎ができたとき
 ・口内炎ができる原因
 ・口内炎ができたときの対処法

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トラブル1:ワイヤーが外れたとき

今回私に起きたトラブルが、『奥歯に接着されたブラケット(エンドケース)からワイヤーが外れたケース』でした。

奥歯に接着しているブラケットを、エンドケースと呼ぶそうです

元々、歯列矯正初期に使用するワイヤーは、細いワイヤーで柔らかいため、外れることが多いそうです。
ワイヤーの先端は、エンドケースにガチガチに固定されているわけではなくて、差し込まれているだけです。なので、ワイヤーはエンドケースからすぐスポっと抜けてしまうことが多いようです。外れてしまう原因となるタイミングは、主に3つあるそうです。

ワイヤーが外れる原因:
 ☑食べ物
  粘着性のある食べ物はワイヤーにへばりつきやすく、ワイヤーを動かしやすいです。
  また硬い食べ物もワイヤーを押し上げてしまい、ブラケットから抜けてしまいやすいです。
 ☑歯の掃除方法が適していない
  つまようじなど硬いものがワイヤーに当たってしまい、ワイヤーをズレさせてしまうことがあります。
 ☑舌で押し込んだりしてしまう
  ちゃんと正しい位置についているか心配で確認しがちですが、これも止めたほうが良いです。
  小さい力でも頻繁に押していると、太いワイヤーでも変形してしまうことがあるようです。

ワイヤーが外れたときの対処法:

『口の中を傷つけるかどうか』で対処法が違ってきます。
 ・ワイヤーを抜けたブラケットに差し込んで元の位置に戻せたり、元に戻せなくてもワイヤーをワックスで固定するなど、口に違和感がないように自力で対応できた場合、次回の検診でチェックしてもらいましょう。
 ・ワイヤーを元に戻せなくて、口の中を傷付けてしまう場合、クリニックに連絡します。すぐにつけ直してもらえるか、自分でワイヤーを切断するか、指示を仰ぎましょう。

トラブル2:ブラケットが外れたとき

ブラケットが外れる原因:
 ☑食べ物
  ワイヤーに共通で言えることですが、粘着性のある食べ物や硬い食べ物もブラケットに変な力がかかりやく、ブラケットが外れてしまいやすいです。
 ☑歯の表面の状態
  詰め物やかぶせ物が多い方は、ブラケットが外れやすいそうです。
  理由は、接着面と接着剤の相性が悪いためです。
  歯科用接着剤は、詰め物やかぶせ物に使われる、金属やセラミックにくっつきにくいというデメリットがあるそうです。
 ☑ブラケットの接着面積が少ない
  歯自体が小さい方は、ブラケットを取り付けられる程の接着面積を確保出来ないことがあるそうです。小さいお子さんや、たまに成人女性でもいらっしゃるそうです。
  また、噛み合わせが深い歯並び(過蓋咬合)の方も、挙げられます。
  過蓋咬合タイプは、下の前歯が見えないほど上の前歯が覆いかぶさっている状態なので、下の歯にブラケットを取り付けるスペースが確保しにくいそうです。
 ☑噛む力が強い
  噛む力が強いと食べ物を伝わってブラケットに過度な力がかかってしまい、結果的に外れてしまうことが多いそうです。
  特に、過蓋咬合タイプに多いとのこと。ちなみに過蓋咬合タイプってこんな↓感じです。

過蓋咬合タイプのイメージ
ブラケットが外れたときの対処法:

『どこの歯のブラケットが取れたか』によって、対処法は違ってきます。
 ・歯との接着は取れてしまったけど、ワイヤーには通っている宙ぶらりんの状態の場合:
  緊急性は低いとのこと。次回の検診で治してもらいます。
 ・一番奥の歯のブラケット(エンドケース)が外れてしまった場合:
  クリニックに連絡します。治療方法はクリニックに依ると思いますが、私の通っているクリニックでは、すぐにつけ直してもらえるとのことです。

トラブル3:口内炎ができたとき

口内炎ができる原因:
 ☑慣れない矯正装置でぎこちない動きになり、口の中を噛んでしまう
  矯正装置を着け初めのとき、食事中の顎や舌をどうやって動かせばいいのかぎこちなくなってしまい、 ほっぺたの内側を噛んでしまって口内炎ができてしまいました。
 ☑矯正装置が粘膜に当たる
   出っ張っている歯に接着しているブラケットや、 歯並びが良くなるにつれて1番後ろのブラケットからはみ出てくるワイヤーが口の中の粘膜に当たってしまい、口内炎ができます。

口内炎が痛いときの対処法:

・口の中をこれ以上傷付けないよう、痛みの原因になるブラケットやワイヤーをワックスで保護します。これだけでだいぶ楽になると思います。私はワックスは無料で配布してもらいましたが、ギシグーという粘膜保護剤のほうが合っていました。歯列矯正民では有名グッズのようで、人気の理由は、①固定したいところに固まってくれる、②口の中で剥がれにくいのに簡単にすぐ取り除ける、③チューブから押し出し式なので衛生的、という3点かと思います。

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・治療薬を使うのも効果的でした。私は、口内炎の上に軟膏を塗ったり、シール状になっている薬を使いました。クリニックによっては処⽅してもらえる場合もあるようです。

口内炎ができてしまったときは、栄養をサプリで補うことも大事だと思いました。私の場合、チョコラBBがとても効きます。知ったきっかけは美容皮膚科の看護師をしていた友達からのおススメで、昔から販売されている商品で安心して飲めるし、クチコミも高評価で信頼できるサプリです。特にドリンクタイプは、気が付くと口内炎が治っているというくらい即効性があるのでおススメです。

まとめ

今回は、歯列矯正中のトラブルについて、起きやすい原因と対処法をまとめました。
矯正装置のトラブルは起こりやすいものだとは言っても、起きてしまった後に困らないように、事前の対策もきちんとしていきたいです!

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この記事を書いた人

東京生まれ東京育ちのアラフォー独身女。
メーカー勤務10数年の、いつまでも中堅気分のベテラン社員。
気持ち的に節目となる40歳が近づいてきて焦燥感に駆られ、「今日が一番若い自分、今からでも人生に抗ってやる!」と思い立ち、ブログを始める。

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